◆ ただ、願っていた

こちらも初投稿です。

「薄桜鬼」を意識した世界観になっています。

きっかけは随想録をちょっとだけプレイしたことでしょうか。
衝動のままに書いてしまいました…。
お恥ずかしい。。。

なぜ待ってはくれないのだろう

押し寄せる流れに抗うように

いつもより　全力で走った

僕は僕を顧みず

 

立ち止まれない苦しさに

何度も挫かれそうになって

それでも

差し伸ばされる優しさに救われていた

 

 

君の眩しすぎた笑顔が　まぶたに焼き付いて

離れない

君を愛した　時を　ただ　愛おしく覚えた

 

あぁ何もかも　速すぎる時間の中で

もがいてた

僕で居られるように

君を守れるように…

 

 

なぜ僕はここで泣いてるのだろう

美しく誇る景色に揺られながら

いつもより　枷を外して

僕は僕を解き放つ

 

「少しお休み」と風が労り

どれほどの言葉も敵わない

くらいに

包まれる風と緑の音色に安らいだ

 

 

今まで歩んだ道が脳裏に焼き付いて

止まらない

あの頃は　どんなふうに生きてたんだろう？

 

あぁいつの日も　笑いあえる時間の中で

望んでた

こんな大切な時がただ

永遠となれるように…

 

 

あぁ望んでも　叶うことないこの世界で

いつだって

迷いながら果てるまで

　　ただ生きてく

 

この場所で果てるまで

　　君と　共に生きてく…